シャポーン鹿児島鶏

◎シャポーン鹿児島鶏とは

海外(とくにフランスでは、七面鳥よりもシャポンが最高のクリスマス料理と言われています)では最高級の鶏肉として知られる去勢鶏(シャポン)鶏の去勢には非常に高度な技術を要し、手間がかかることから日本では全く普及していませんでした。しかし10年ほど前に鹿児島の龍治農場さんが飼育に成功し、日本でも知る人ぞ知る最高級鶏肉としての地位を確立し始めています。


鹿児島シャポーン鶏は有機飼料のみで飼育し、放し飼いされる土壌は徹底的に残留農薬を除去するといったこだわりよう。さらに、肉用鶏は通常2~3ヶ月、高級地鶏などは4~5ヶ月で出荷されますが、シャポーン鹿児島鶏は肉のうまみが最も充実する7~8ヶ月で出荷されます。

とことんまで鶏肉の「味」と食の「安全」にこだわった鶏。それが「シャポーン鹿児島鶏」です。その徹底した品質管理ゆえ、大量生産はできず、「幻の鶏」と言われています。
その肉の特徴は、臭みがなく、鶏本来のうまみとコクがあり、柔らかで自然な甘味があります。食通のみならず一度は味わいたい逸品です。

飼育期間において動物用医薬品、抗生物質・抗菌製剤等「医薬品」を一切投与しないで飼育された「無投薬鶏」です。

◎去勢鶏とは

ニワトリは大きくわけて肉用鶏と採卵鶏の2種類に分類されます。

 

肉用鶏は通常5〜6ヶ月で成熟しますが、成鳥になるとオス同士がけんかをしてメスを襲う為、性別に関係なく2ヶ月程度で出荷されています。さらに肉用鶏は、肥育速度が早く飼料効率にも優れている「ブロイラー」と、肉質を第一に適度な歯ごたえとうまみを重視した「地鶏」に分けられます。

 

採卵鶏のメスは5〜6ヶ月で卵を産み始めますが、卵を産めないオスはヒナの段階で処分されているのが現状です。従来廃棄されていた採卵鶏のオスを去勢して肉用鶏に変えたのが去勢鶏です。去勢を行うと長期飼育が可能となり臭みのない霜降り肉に生まれ変わります。又、去勢されている為トサカが小さいのが特徴です。

◎横斑プリマスロック種

品種名は、アメリカ東部マサチューセッツ州のプリマスで成立したことに由来します。プリマスロック種には日本でも一般的な横斑種の他に、バフ・白・黒色などの種類があり、初めて日本に輸入されてから100年以上の歴史があります。

 

元々は卵肉兼用種ですが採卵用と肉用に品種改良が進み、ひよこの時は黒い羽毛ですが、成鳥になると白と黒の横縞模様になります。

現在では多くの地鶏や銘柄鶏の作出に使われています。

◎エサ・土壌へのこだわり

鶏たちに与えるエサは、ねぎ、桑の葉、さつまいも、米、小魚(ちりめん)トウモロコシ、有機飼料のみを自家配合して与えています。

又、放し飼いしている鶏舎の土壌は徹底的に残留農薬を除去しております。

◎シャポーン鹿児島鶏と他鶏の出荷までの違い

月 日 ブロイラー 地 鶏 シャポーン鹿児島鶏
0ヶ月目 雛仕入 雛仕入 雛仕入
2ヶ月目 出 荷   2ヶ月間コンテナ飼育
3ヶ月目    

鶏舎へ移動(3ヶ月目〜去勢)

※去勢をする事によって雄特有の闘争心がなくなり、長期飼育が可能となる

4ヶ月目  

出 荷

※雄鶏は成長が進むと闘争性が高くなり、肉用鶏として商品価値がなくなるので長期飼育出来ない。

 鶏舎で5ヶ月間飼育

※自家配合飼料で手間と時間を掛け最高のシャポーン鶏を育てる。

※6ヶ月から性成熟を始める。

7・8ヶ月目      出 荷

平成26年6月21(土)付の日本農業新聞に掲載されました。


ー店頭購入出来るお店ー 

・鹿児島県湧水町/福永商店 様

・鹿児島県霧島市/国分じょうもん市場 様

 

ー飲食出来るお店ー 

・鹿児島中央駅近く屋台村/せいせん 様:Facebookページ

・鹿児島市天文館公園近く/大泉 様:Facebookページ

・鹿児島県鹿屋市/居酒屋まー助 様:ホームページ Facebookページ

・滋賀県守山市/門前茶屋かたたや 様:ホームページ

・千葉県千葉市中央区/やのまこと 様:ホームページ

・兵庫県川西市/ 割鮮Nanpuもとき様: ホームページ

 

ーネット購入出来るサイトー

・PROJECT FOOD NPO法人みんな地球の子どもじゃん 様

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